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その人らしい、小さな成長を大切に

 

「一人ひとりカラーは違っていいと思うんです。根っこが一緒であれば。」 

「短期的に見ると困ったことでも、長い目でみるとその人らしさになる。」

 

 


社会福祉法人ニライカナイは昭和
63年に設立されました。それから30年もの間利用者のニーズに合わせた事業を展開し、現在は生活介護、施設入所支援、短期入所、就労移行支援、児童発達支援、放課後等デイサービスなど多岐に渡り事業を行っています。

ニライカナイでは、利用者それぞれのその人らしさを大切にし、小さな成長やステップを共感し合えるメンバーを募集しています。

 

 

平成29年度、新たに立ち上がった部署があります。

「始まったばかりで、今はやっとテーブルとパソコンを持ってきて、インターネットをつなげてという段階ですよ。本当に駆け出し中っていう感じです。」

そう話してくれたのはキャリアアップ支援室の下地和紀(しもじかずのり)さんです。写真はちょっと恥ずかしいなぁ。そうつぶやきながらも繰り広げられる軽快なトークに、話を聞いているこちらまで笑顔になります。

もともとは南城市にある入所施設の課長を務めていた下地さん。ニライカナイの研修体制を整えてほしいと、新たに立ち上がったキャリアアップ支援室(C-up室)の室長に任命されました。

「ニライカナイは良い意味でずっと走り続けてきたと思うんですね。南城市の入所施設から始まり、那覇でもいくつかの拠点が広がっていく中で職員の体制を整えないといけない時がきている。サービスの質を保つためにも人材育成が肝になります。」

C-up支援室では、これまでの場当たり的な育成ではなく計画的に職員を育成できるため、勤務年数に応じた研修や役職に合わせた研修、また専門的な技術を学ぶ研修などを企画中です。

どのような職員を育てたいと考えていますか?

「一人ひとりカラーは違っていいと思うんです。根っこが一緒であれば。自分のカラー(強み)を大切にしながら向かっているところは一緒。価値観は統一されているといいかな。」

「価値観というのは、利用者のちょっとした成長を共感できるということ。目で見てすぐわかる成長もそうですが、長期的な視点で見ないと気付かない小さなステップもあります。それに気づいて『良かった』と共感できる職員を育てたい。」

「だってね」と語ってくれたのは入所施設での話。

「スリッパを履くのに20年かかった利用者さんもいるんですよ。」

外出のとき靴を履くことにも抵抗があった利用者さん。ずっと裸足の生活をしていましたがある日突然、スリッパが履けるようになったといいます。結局何がきっかけとなったのかは分からないそうですが「20年という積み重ねの中、その時が来たというだけかもしれない」と下地さんは語ります。

「短期的に見ると困ったことでも、長い目で見るとその人らしさと感じなれる様になるんですよ。それは利用者さんも職員も同じです。」

ニライカナイで働く方々は常に『その人らしさは何か』『その人らしさを大事にするために出来ることは何か』という視点から支援を行っています。

数ある取り組みの中でも今回は南城市にある就労センター大樹で伺った一つのエピソードを紹介します。

施設を訪れたとき、利用者の方々は木を削ってカスタネットやかんざし、ネクタイピンなどを作っているところでした。しばらく様子を見学しているとある一つの作品を見せてくださいました。とても細かく、綺麗に丁寧に編まれたカバンです。

  

 「これも利用者さんが作ったものなんですよ。今は右半身が不自由となってしまった方なんですが。」このような作品を片手だけで作れるものなのでしょうか。ただただ驚きます。

「もともと機(はた)織りの仕事をしていた方なんです。その経験を活かしてほしいと思った職員がこの方のために機織りの機械を作ったんです。」

手作りの小さな機織り機を持ってきてくれました。



これを作った職員は木工職人として働いていた方だそうです。

すでにある作業をやってもらうだけではなく、利用者さん一人ひとりにスポットをあて、その人らしさ(強み)を尊重した支援をしたい。この考えを根っこに持ちながら、そのために自分は何ができるのかと職員が自分のカラー(強み)を活かしたからこそ利用者の可能性を広げることにつながったのだと思いました。



支援といっても本当にたくさんの方法があるのですね。

「常に新しいことをやっていて、今でも新事業の構想を温めているんです。法人自体がチャレンジし続けているという感じです。」

「このようにどんどん広がっていくので、チャレンジする支援員がいるともちろんありがたいのですが、反対に今まで築いてきたことを『守る人』というのも必要で、そのバランスを大切にしないといけないところだと思います。」

実際に現場で働くスタッフの話を伺えるということで、まず紹介してくださったのは入所施設で働く仲村渠雄太(なかんだかりゆうた)さん。

 


元自衛隊員という経歴を持つ仲村渠さん。東日本大震災が起きた際、日常生活の貴重さ、そのための福祉の重要さを知ったことをきっかけにこの業界で働きたいと思ったということです。専門学校へ通いニライカナイさんで働き始めて今年で3年目。

「専門学校で知識を身につけましたが、実際はその通りに行くとは限らなくて。机で学んだことより現場体験だということが衝撃でした。」

「先輩たちの支援を見て真似て、自分でも試してみて。悩んで止まったり考えたりしますが毎日違うので楽しいです。」

ひとつひとつ利用者の方自身で出来ることが増えていき、コマ切れだった動作が一連の行動になる瞬間が嬉しいという。利用者の成長とともに自分自身も見つめ直します。

「自分の意見を人に言えない性格だったんですけど、ニライカナイで働きはじめて少しずつ言えるようになってきました。支援のために気になったことがあればまずぶつけてみる。そうして解決に持っていけるようにしたいです。」

次に話を伺ったのは児童発達支援センターに勤めて4年目になる新垣由実(あらかきゆみ)さん。

 


 

もともとは沖縄女子短期大学で小学校の先生になるために教育を学んでいました。その中で障害を持っている子どもたちがどんなことを考えて、どう勉強し、どのように大人になっていくのか気になり始めたそうです。そこで大学卒業後、他大学へ編入し高齢・障害・保育など福祉全般を学びました。やはり自分は障害児童分野に関心があると確認でき、この分野で働くという決意が固まりました。

ニライカナイに入社すると1年目にしていきなり児童発達支援事業の立ち上げメンバーに配属されました。

「子育て経験がない、技術がない。けど知識はある。どう親御さんに信頼してもらえるか、どのようにこどもが受け止めるのかと最初の半年は必死でした。」

「でも障害だからという見方ではなく、一人の『この子』として見るように意識してから、こどもたちのやれることが増えていったんです。」

新垣さんは発達が気になる3歳から6歳のこどもをサポートしています。

「未就学児は今の年齢が伸び代なんです。今のうちに洋服を着たりトイレに行ったり、こぼさず食事ができたりと基本的なことができるようにしたいです。小学生・中学生と年齢があがっていくうちに本人が苦しい思いをしないようにと思っています。」

児童発達支援事業立ち上げから携わってきた新垣さんですが、当初描いていた理想に近づいているのでしょうか。

「理想はまだ遠いですけど、話せなかった子が急に私の名前を呼ぶようになったり挨拶するようになったりして。当たり前なんですけど、嬉しいー!って思います。今は自分のこどもみたいな気持ちで見ていますよ」

 

 

利用者さんのちょっとした成長も共感できる。下地さんの仰っていた『根っこ』の部分は脈々と広がり始めているようです。

事業を展開しながら人材育成も体系化していく。常に走り続ける法人とともに、働く職員も成長を続けるのだろうと感じました。

多くの事業を担うニライカナイさんでは、様々な道を選択できると思います。自分のカラーを活かしつつ利用者さんの小さなステップを見守り一緒に喜びたい。そんな思いに共感する方はぜひご応募ください。

 

 

求人情報
募集職種 生活支援員・就労支援員・児童指導員
給与 160,000円~
雇用形態 正社員
福利厚生 昇給、賞与、社会保険完備、健康診断、育児・介護休業制度、資格手当、通勤手当、退職金制度、無料駐車場
仕事内容 生活介護、施設入所支援、短期入所、就労継続支援B型、就労移行支援、共同生活援助、児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援
勤務地 那覇市、南城市
勤務時間 実働8時間のシフト制
休日休暇 週休2日
応募資格 高卒以上
選考プロセス 書類選考→面接
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